火を使わずに使えるiQOS(アイコス)は火事の心配がないと言われていますね。ところがちまたからは、iQOS(アイコス)の吸い殻から発火するという声も聞こえてきます。もし本当だとしたら大問題ですよね。
ここではiQOS(アイコス)の吸い殻が発火しないと信じているユーザーに対し、iQOS(アイコス)からは火が出るのか、また火事のリスクがあるのかどうかについて検証してみました。
まずiQOS(アイコス)とたばこの違いの認識度は?
まずはiQOS(アイコス)とたばこの吸い殻の違いがどのように認識されているのか、iQOS(アイコス)はどれだけ安全かについて見ていきましょう。もっとも代表的な例が以下の3つになります。
- 灰皿がいらない
- 吸い殻をポケットにしまえる
- ヒートスティックの箱に戻せる
吸った後もiQOS(アイコス)は原型をとどめ、たばこのようにボロボロになって臭いを放つ吸い殻や灰が出ません。iQOS(アイコス)の場合、使用前と使用後の吸い殻を見分けるとすれば、ヒートスティックが茶色くなっているのか、葉部分の色も濃くなっているのかどうかというところでしょう。使用済みなのかどうなのかほぼ見分けがつかないほど、iQOS(アイコス)の吸い殻はキレイなのが特徴です。よって以下のように言う方も。
パワーごみ拾いで気づいたけど、無煙たばこアイコスの吸い殻が増えた。喫煙所でアイコスをカートリッジに入れて煙(?)らしき蒸気をくゆらす人も。蒸気にほとんど臭いは無い。
だ・か・ら アイコスの吸い殻すてんな!火がついてないんだからポケットに入れて自分ちで捨てろ。
— きのこ ☆ (@kinoko3670) 2016年12月28日
非喫煙者の口コミのようですね。iQOS(アイコス)は火を使わずに済むのだから、吸い殻を路上に捨てたりなどせずに、しっかりポケットなどにしまって片付けるように促す人もいます。iQOS(アイコス)に限らず、たばこでも吸い殻の処分をするのは当然のことですよね。ただレス主からはiQOS(アイコス)は一般のゴミのようにポケットにしまえるほど安全だと解釈していることがうかがえます。
アイコス無限に吸っちゃうし吸い殻も火がついてないのを良いことにベッドから床にポイポイ投げてる
— ナッシー (@Exeggutor_774) 2017年6月8日
iQOS(アイコス)の吸い殻からは火が出ないことをいいことに、吸い殻をベッドから床にポイ捨てする方もいるようです。iQOS(アイコス)の吸い殻は新品と見分けがつかないほどだから出来ることですよね。ただたばこやiQOS(アイコス)のような吸い殻に限らず、部屋はキレイにしたほうがいいかもしれません(笑)いずれにしても吸い殻から火が出ないほど安全だからできることだと言えるでしょう。
吸い殻は発火する!?
「火を使わないiQOS(アイコス)は安心」だと世間一般では認識されていますが、実はiQOS(アイコス)が発火するという声もまれに聞かれます。iQOS(アイコス)は火をつけるのではなく、あくまでも蒸らすしくみで水蒸気を発生しているのですが、なぜ発火するのでしょうか。
ある方の口コミですとiQOS(アイコス)の吸い殻をゴミ箱として使用していたスーパー袋へ入れておいたところ、袋を突き破って吸い殻が飛び出していたそうです。ヒートスティックの加熱温度は350℃くらい、油の発火点は340℃から360℃ほど。よって発火してもおかしくない状況だったとおっしゃっていました。
同じことがたった1回だけでなく、2回目もあったようです。ご本人もまさかと思ったようですが、このようなまさかによって発火し火事を招くので注意しているようです。また下のようにおっしゃる方もいます。
iQOSの吸い殻、葉が炭化して火がついてる、ゴミ箱に捨てたら危ないかもよ、おらは灰皿に捨ててるけどね(^◇^;)
— ✠Metallurgica®︎屋✠ (@thinktank_e_s) 2017年5月26日
iQOS(アイコス)のヒートスティックの葉が炭化して火がついていたことがあったようです。よって必ず灰皿を使っているとのことでした。iQOS(アイコス)は火を使わず蒸らすとしていますが、実際に本体の中ではどのような化学変化が起きているのかわかりません。
万が一iQOS(アイコス)の吸い殻が発火しているのに気付かず、吸い殻をゴミ箱に捨てる・ポケットにしまう・ヒートスティックの箱に戻す・部屋やテーブルの上に放置するなどしたら、確実に引火し、火事の原因になってしまいます。
危険だと思ったら火事が起きないというiQOS(アイコス)の売り文句を鵜呑みにせず、自分で対策する工夫も必要だと言えるでしょう。このような事例があった以上、灰皿も必須だと言えますね。
たばこと違う。吸い殻のメリット
とは言ってもiQOS(アイコス)は火を使わないので、たばこよりも圧倒的に吸い殻の不快感が少なく、安全に使えるのが魅力です。
火事のリスクが少ない
そもそもiQOS(アイコス)は特殊なしくみでヒートスティックを蒸らして水蒸気を発生させて吸引します。よってたばこに火をつけるのに比べると、火事などのリスクが大幅に減少することはたしかでしょう。
吸い殻がキレイだし臭くない
IQOSなら煙たくないし火も怖くないし臭いも少ない。そして吸い殻が綺麗。素敵。
— 彰文 (@Akifumi_000) 2017年2月10日
たばこのように吸い殻のボロつきや灰が舞うことがないのはiQOS(アイコス)のメリットだと言えます。使用前と使用後の見た目がほとんど変わらず、原型をとどめ美しいまま。灰皿の掃除の手間も軽減すること間違いなしです。
ただiQOS(アイコス)の臭いそのものが苦手な方にとっては、吸い殻の臭いも苦手なので不快感を感じるようです。iQOS(アイコス)愛好者にとっては吸い殻の清潔感も魅力の一つと言えそうですね。
iQOS(アイコス)は安全に使いましょう
火事のリスクが大幅に軽減されているiQOS(アイコス)ですが、実は発火の危険性があるので注意が必要です。たばこと同じように火がついていないことをしっかり確認し、冷めてからてから処分することをおすすめします。火事を防ぐためには灰皿を使うと安心ですよ。